焚き火
いつも実家に帰ってくると行く喫茶店がある。
きょうさんぽ帰りに寄ってみたら、
玄関に薪ストーヴがあった。
薪の燃えるところがすごい綺麗で、
わあーと見とれていたら、
「あの、夏にきたとき、傘を忘れていきましたよね」って言われて。
「え?」ってポカンとしていたら、
見覚えのある折りたたみ傘を持ってきてくれた。
よくとっておいてくれたなあ。
ていうか、ここのお店じゃ特におしゃべりしないのに、
よく覚えてくれてたなあ、って、心がホカホカした。
あたたまるものが恋しい。
いま、火についての詩をふたつ推敲していて、
火に求めるものってなんなのかを、
ぼんやり考えているんだ。
薪ストーヴ、
喫茶店のひとづきあい、
消えてしまうもの、
ほんとうのものづくり、
人類最初の火の記憶。
きょうさんぽ帰りに寄ってみたら、
玄関に薪ストーヴがあった。
薪の燃えるところがすごい綺麗で、
わあーと見とれていたら、
「あの、夏にきたとき、傘を忘れていきましたよね」って言われて。
「え?」ってポカンとしていたら、
見覚えのある折りたたみ傘を持ってきてくれた。
よくとっておいてくれたなあ。
ていうか、ここのお店じゃ特におしゃべりしないのに、
よく覚えてくれてたなあ、って、心がホカホカした。
あたたまるものが恋しい。
いま、火についての詩をふたつ推敲していて、
火に求めるものってなんなのかを、
ぼんやり考えているんだ。
薪ストーヴ、
喫茶店のひとづきあい、
消えてしまうもの、
ほんとうのものづくり、
人類最初の火の記憶。