2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

殴りたい(わけじゃない)

新年度の準備をしていると、胸がツンとするのはなぜでしょう。わたしはいつも始まりよりは終わりがすきで、たとえば正月より大晦日がすきで、結婚式よりは葬式がすきなんだよね。でも今年の入学式は、悪くないかもしれない。同じようでいてまったく違う、昨…

くらい光

3日前に部屋の電球がきれた。そういうのもおもしろいかなと思ったのでそのままにしている。いい発見は「すぐ眠くなる」ということで、あとは「夕飯がまずい」「本が読めない」「漢字練習ができない」です。早く電球かいます。めんどくさいんだよな。3年ぶ…

あっけないままさようなら

喫茶店のバイトで早速飲み物を零してしまってへこんでいたのである。そうしたら違うお客さんが励ますように別のことでお礼を言ってくれたり、冗談を言って笑わせてくれたりして、元気がでて、それから申し訳なくなった。いいひとたちだと思う。なにかお返し…

つよみ

家についたら電球がきれていた。夜が暗い。暗いとほんとうに眠くなるのだな。何かを考えようとしても、つかもうとしたはしから考えが逃げていく。うう。きゅっきゅぽんさんという、大学の先輩が載っている漫画雑誌を買ってきた。表紙・巻頭カラーだ。すごい…

蜜の光るような

ミツバチのささやき という映画を見た。とても綺麗だった。絵画の構図をとるときのまなざしで映像をとると、こうなるのかもしれないと思った。レンブラントの光を思い出した。物語じゃない映画は文学のことを考えさせてくれる。わたしたちが小説を「文学」と…

おおきな約束

愛とか正しさとか、結局のところ、「どういう世界でならやさしい気分で生きていられるか」という話なんだ。でもそれは、そういう高さの話題としてしか、私達は愛や正しさを語り得ないという、ただそれだけのことでもあるね。目の前の問題を上下させる、都合…