昨日の夕立になりたくてどこにも行けない

漢字練習が趣味になってしまった。もうかれこれ1ヶ月、ほぼ毎日続いている。趣味がなくて、どうせなら勉強になることをしようかなと思ってはじめたのだけど、ほんとうに日課になってしまうとは思わなかった。本気で漢字検定を受けようかと考えている。1年くらい続いたらとれるかなあ。1級。難しい字を知ると、理解できる世界が広がるから好きなのだ。そういう意味では語学にも興味がある。小学生のころ通ってた英会話教室は、景品のシールが可愛いのじゃなくなってからサボってばっかりいたけど、またはじめようかな。ひとりでやる勉強は、競わなくていいから気楽だ。そのぶん、上達のほどはわからないけれど。

きょうは「ひどいお天気」の参考画像にしてもいいくらい、ひどいお天気だったね。わたしが学生の頃は「雨だから」という理由で講義を休む人が多かったな。今日の出席率はどうだったのだろう。ともあれ、休講になってもおかしくないくらいの豪雨だった。でも、どしゃ降りの次に見る晴れ間がまぶしいということを今日はじめて知った。光りすぎるほど光る太陽。青い青空。

放課後、台風の関係で例にもれず体調が悪くて、ふらふらと授業の片付けをしていたら、学生が講義室に駆け込んできた。「虹がすごいですよ!」と。あんなに色がはっきりと分かれた虹を見るのはひさしぶりだった。カメラを構えている人がぱらぱらといて、ああわたしはここで写真を撮らずに日記を書いてしまうから、カメラマンになれないんだろうなあと、ぼんやりと思った。