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こんな夜空はとりかえしがつかない

きのう、喫茶店でメロンを3切れも頂いてしまった。もう夏が終わってもいい。嘘。来月は友人とメロンパフェを食べに行くので、それまでは夏でいてくれなくっちゃ困る。

毎日生きているだけで生きていけてしまって、このままじゃだめなんだけど、どうしたらいいのかわからない。ビルよりも高いものを見ようとして、仰いでも星なんかないし、アパートのドアを何回開けてみたって裏山はない。当たり前だ。だってわたしが捨てたんだもの。深夜の町はがらんどうで、お話が終わってしまったあとみたいだ。

すがりつくものをさがしているんだろうか。そんなもの、自分のからだだけでいいだろうに。贅沢だ。両足で立って、両目で見つめる。それだけが生きていく方法なんだ。ちがうかな? 問いかけるのは、期待とちがってもいいからだ。

先輩と飲みに行った。なんだか話しすぎてしまったような気がする。あんまりやさしいことを言っても白々しいからって、口をついて出る悪態は、ほんとうのところを通りすぎている。つかまえなくっちゃいけないのに、わたしの指はいつも遅い。だからかな。あとから後ろをついてくる、言葉をきみに聞いてほしい。