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ロジック

なんとか高速バスのチケットをとった。葛藤していた。しかし友人や先輩とメールのやりとりをするうちにきもちが軽くなり、夜がやさしく思える。クリスマスの満月がとても綺麗で、すべてがうまくいきそうだと思った。会いたい人がいるので年末年始にむこうへ帰ることは決めていたのだけど、父親に進路の話をしないといけないのが憂鬱だった。一年前から反対されていることを今になって押し通そうとしている。善良に生きている親を泣かせてまで、わたしが幸せになる必要は正直言ってないのだけど、親がわたしに健康に生きることを望んでいる以上、わたしには幸せに生きる権利があるとは思う。というかこんな風にしか生きられない。ごうまんだ。何も犠牲にせずにわたしが完ぺきに幸せになれる方法はないのだろうか。その方法をずっとずっと考えていた。いや、それはあると思う。家族は他人で、人間は孤独だが、言葉は愛だ。すべてが愛のためにあるわけではないけれど、わかってもらえる愛がきっと言葉のなかにある。わたし、一年をかけて、やっと自分のいる場所が好きになれたんだよ。いつもどこかに行きたいと思っていたのに。それをわかってもらいたい。

論理に頼っているのは世界との折り合いをつけるためにほかならない。そうじゃなかったら突然人間を殴ったりキスしたりしていたと思う。そのほうがよかったのかもしれないけど。簡単に幸福になりたいのなら、人間をやめてしまったらいいのだ。って、昔読んだ本に書いてあったよ。わたしはもう半分人間をやめてしまったようなものだけど、それでも人間をまっとうするつもりでここにいる。