土に還ることのないものばかりお好きですね

大学には竹で造形をする授業があって、ここのところ毎日遅くまで竹を叩く音が聴こえる。夜には芝生でお鍋をしている。今日はそこにお邪魔して、あったかい煮物を、竹のうつわで食べた。くたびれていて、おしゃべりができなかったのが心残り。でもおいしかった。芝生。竹。火。お鍋。木の蓋。竹でつくったお箸のうつくしい白色。

毎日必ずふれるものといったら、携帯やパソコンを挙げる。わたしのやっている仕事は一日中パソコンに向き合う類いのものではないから、そこは気に入っているのだけど、それでもこんなに電気にさわっている。だからかな。夜が暗くてうれしかった。