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熱の衣

ズボンをはいてるのか水をはいてるのか、まったくわからないくらいびしょ濡れになってしまって帰ってきた。一昨日友人に招待券をもらった美術館の展示が今日までだった。あ~。うまくいかないなあ。

6月はどうしてか疲れていることが多くって、会話がうまくいかない。人と話したそうにしているわりに、顔をあわせると喋ることがなにもなくって、言葉が戸惑っているみたいだ。暇を埋める手だけがない。さみしさとむなしさが一緒くたになって、孤独のふりをしているから。

わけもなく空を見上げてしまうのは、すべての人に共通しているんだろうか。流行の歌はいつも空を見上げているね。絵を描くより日記を書くよりたのしいことがあるなら教えてほしい。そんなものない。そんなものなくって困る。ひとり遊びがいつまでたっても気楽で、ヘタで。

何も話せなくってもいいんだよ。何も語らなくても。かなしいからあったかいものにさわりたいっていう、ただそれだけの執着が愛だというなら、ちょっとバカみたいだろうか。ただ隣り合って目を閉じていれば、それだけで満たされる沈黙があるけど。