機械

活版印刷の鋳造見学会に友人と行ってきた。
鉛から字ができるところまで、近くでじっと見てきた。
昭和とか、その時代にできた機械は、いいな……。
生き物みたいにがっしょんがっしょん動いてて、よかった。
なんか、あれ思い出したよ。ジブリ
千と千尋の神隠しとか、ハウルの動く城とかに出てくる機械って、やけに生々しいなあと思ってたんだけど、
たぶん、昭和までの機械って、いろんな意味で人間に近かったんだろうなあ。
今となっては、自分ひとりじゃ修理もできないし、どこがどうなってるのかわかんないから、
新製品の何がすごいのかも、よくわかんないけど。

つくることが物理的に難しいということは、弊害になるだろうけど、説得力にもなっていたはずだ。
1秒でクリックして4秒で印刷、8秒でスキャンしてワンクリックで世界に発信。
アウトプットがこんなにも容易くできてしまっては、気持ちばかりが空回っていけないや。