家についたらまだ、ばらが咲いていた。喫茶店の先輩がお店を辞める日にくれた、赤いばら。茎を整えて花瓶にさしてしまってから、翌日から家を空けることを思い出したのだった。残念だけど、帰るころにはもう枯れているだろうなと思った。しかし年が明けたそ…
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