朝、吐いた息がしろくて、たまらなくなった。キンと全身にしみわたる寒さを、押し出すようにして吐く、このふうわりとした白さを、どうしようもなく好きだ。このしゅんかんを、いったいどうやってとっておけばいいのかわからない。ただ冷たい風。まぶしさに…
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